カーキ色って、どこかナチュラルで落ち着いた印象があって、絵に取り入れるとグッと雰囲気が増しますよね。でも、「カーキ色ってどうやって作るの?」と思ったことがある方も多いはず。
この記事では、絵の具を使ってカーキ色を作る方法から、美しく仕上げる混色テクニックまでを、初心者にもわかりやすく解説していきます!
カーキ色の作り方
基本の絵の具を使った混色方法
カーキ色を作る基本は、「黄色」+「黒」や「茶色」+「緑」の組み合わせです。これらの色を少しずつ混ぜていくことで、深みのあるカーキ色が作れます。特に「黄色」+「黒」はくすんだ黄土色に近いカーキを、「茶色」+「緑」はミリタリーテイストの強いカーキ色を表現するのに適しています。絵の具セットに入っているスタンダードな色を使えば、誰でも手軽にカーキ色を作ることができるので、まずは色の変化を楽しみながら試してみましょう。
カーキ色の色見本と種類
一口にカーキといっても、黄みがかったものから緑が強いものまでさまざまなバリエーションがあります。たとえば、明るいカーキは春らしい軽やかな印象を、深いカーキは秋冬にぴったりな落ち着いた印象を与えます。インターネットで「カーキ カラーチャート」などで検索すると、多くの参考画像が見つかります。色見本を確認しながら、自分が目指すカーキ色に近い配色を見つけましょう。
自分好みのカーキ色を作るための工夫
カーキ色の微調整には、水の量や白・黒の使い方がポイントになります。水を多めにすると透明感が増し、柔らかな印象に。白を加えることでふんわりとしたパステル調のカーキが、黒を足すとグッと落ち着いた印象に変化します。また、ほんの少し赤を加えることで温かみを持たせるなど、他の色との掛け合わせでも表情が変わるので、ぜひ実験感覚でいろいろ試してみてください。
カーキ色を作るための基本的な混色
オリーブ色と抹茶色の混合
オリーブ色と抹茶色をミックスすると、自然なニュアンスのカーキが作れます。どちらも緑系統の色ですが、オリーブ色はやや灰色がかったくすみ感があり、抹茶色は温かみのある明るい緑なので、それぞれの持つ特性が合わさることで、バランスの取れたカーキ色が生まれます。落ち着いたミリタリー感が出るので、背景や服の色におすすめです。特にアースカラーとの相性が良く、風景画やアウトドア風のイラストなどにもよくなじみます。
白色と黒色のブレンド方法
白と黒を使うことで、明度と彩度をコントロールできます。白を加えるとふんわりとした印象の淡いカーキ色に、黒を加えると重厚感のあるシックなカーキになります。混ぜるときは、少しずつ色を足して様子を見ながら調整しましょう。また、白と黒の比率を変えることで、グレイッシュなトーンやモノトーンに近いカーキも作れます。イラスト全体の雰囲気に合わせて色の強さを調整すると、統一感のある仕上がりになります。
黄色と茶色を使ったカーキ色作り
黄色と茶色を混ぜることで、温かみのあるカーキ色が完成します。この組み合わせは、土や木のぬくもりを感じさせるナチュラルな雰囲気を演出できるため、植物やインテリア系のモチーフにもぴったりです。明るめに仕上げたいときは黄色を多めに、落ち着いたトーンにしたいときは茶色を多めにするなど、配合のバランスを調整して自分好みに仕上げましょう。少量の緑を加えることで、よりカーキらしい色味に近づけることもできます。
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深緑との組み合わせテクニック
深緑の特徴と用途
深緑は重厚感があり、自然や森のイメージを表現するのに最適な色です。落ち着きや静けさを感じさせる色でありながら、どこか生命力も感じさせるのが特徴です。インテリアやファッションなどでも人気があり、ナチュラルな雰囲気を演出する際には欠かせないカラーです。絵画では、樹木や山、影の部分などに使うことで、全体に落ち着いた印象を加えることができます。カーキと組み合わせることで、より深みのある色彩表現ができ、作品に自然なリアリズムと温かみをプラスすることができます。
カーキ色と深緑の相性
カーキと深緑は同系色なので相性抜群です。特に、どちらもアースカラーの一種であるため、自然をテーマにした作品ではとても調和の取れた配色になります。服のデザインや背景のグラデーションにも使いやすく、落ち着いた雰囲気を出したいときに効果的です。カーキのくすみ感と深緑の濃さが相まって、視覚的に奥行きのあるレイヤーを作り出せるのも大きな魅力です。バランスの良い配色が作れるので、色選びに迷ったときの頼れる組み合わせです。
混色する際のポイント
深緑を混ぜるときは、少しずつ足して様子を見ながら調整しましょう。特にアクリルや水彩では、深緑が非常に強く出やすいため、ほんの少しの量でも色味がガラッと変わることがあります。濃すぎるとカーキの持つ柔らかいニュアンスが消えてしまい、暗く沈んだ印象になる可能性があります。また、色を混ぜる前にパレット上でテストしながら進めると失敗を防げます。必要であれば白を加えて明度を調整したり、水を使って薄めて様子を見るのもおすすめです。
美しいカーキ色の混色テクニック
グラデーションを作る方法
カーキ色をベースに、白や深緑を徐々に加えていくと、自然なグラデーションが完成します。色を重ねる順番によって印象が大きく変わるので、まずは薄い色から始めて、徐々に濃い色を乗せていくのがポイントです。グラデーションをきれいにつなぐためには、筆圧や筆の動かし方にも注意が必要。軽くなでるように動かすと、色が自然に溶け合います。また、筆に残った色を活かすのもテクニックのひとつで、余白を作ることでグラデーションの美しさが引き立ちます。さらに、水やメディウムを使ってにじませると、より滑らかでプロっぽい仕上がりになります。
色のトーンを調整するコツ
絵の具を混ぜるときは、色を一気に加えず少しずつ足していくのがコツです。色味を確認しながら混ぜれば、理想のトーンに近づけます。特にカーキ色のように微妙なニュアンスが求められる色では、慎重な調整が大切です。加える色によっては、トーンだけでなく質感や印象まで変わるので、使用する色の性質をよく知ることも重要です。試し塗りをしてから本番に取りかかると失敗が少なくなります。加える順番や分量によってもトーンの印象が変わるので、少しずつの積み重ねで仕上がりに大きな差が出ます。
ジェルを使ったカーキ色の作り方
アクリルジェルメディウムなどを使うと、透明感のあるカーキ色が作れます。ジェルは絵の具に混ぜて使うだけでなく、下地に塗ってから重ねることで奥行きのある質感も演出できます。特にレイヤー表現を重視したい場合や、ガラスや水面といった質感を表現したいときに便利です。ツヤ感を出したいときや、層を重ねたいときにも最適で、厚みを持たせながら透明感を保つことができます。また、乾燥後に光を反射する性質があるため、作品に立体感を加えることも可能です。ジェルの種類によってマットな質感にも調整できるので、目的に応じて使い分けると表現の幅が広がります。
まとめ
カーキ色は、ちょっとした混色の工夫で印象がガラッと変わる魅力的な色です。黄色や茶色、深緑などの基本色をベースに、自分の表現したいイメージに合わせて調整してみてください。今回紹介したテクニックを活用すれば、誰でも簡単に美しいカーキ色を作ることができますよ!