お気に入りのリップ、最後まで使い切れていますか?
「もう出てこないし…」と捨ててしまうのは、実はすごくもったいないこと!
スティックの奥には、意外とたっぷり残っていることもあるんです。
今回は、そんなリップの“残り”を無駄なく使い切るための裏ワザや、保湿アイテムとしての再利用法をご紹介!
今日から実践できるアイデアばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね♪
リップの残りって、どれくらいあるの?
もったいない!見逃しがちな「残りリップ」
スティックリップの底や、容器の内側に付いたリップ。
見た目では使い切ったようでも、実は5mm〜1cm近く残っていることも!
このわずかな量でも、数回はしっかり使えるくらいの量があるんです。
リップの種類によっては、容器の構造上どうしても全部使い切れないこともあり、気づかぬうちに処分してしまっている人も少なくありません。
でも、その「残りリップ」、ちょっとした工夫で簡単に活かせるんです。
最後まで使える理由とは?
リップは少しの工夫で掘り出せたり、溶かして再利用できたりします。
使い方を工夫すれば、まるで新品のような使い心地にリメイクすることも可能です。
お金の節約だけでなく、ゴミを減らせるという意味でも、環境にやさしいエコ活につながりますね♪
最後まで使い切るテクニック集
スティックタイプは「掘り出し」で救出!
限界まで繰り出したら、綿棒やつまようじで中をそっと掘ってみましょう。
底の奥に意外としっかり残っています!
しかも、それを集めると数回分の使用量になることも。
コンパクトミラーの前で慎重に掘り出せば、思った以上にリップの残りをキレイに取り出せます。
また、使用後は小さな容器に集めて、旅行用や緊急用として取っておくのもおすすめです。
指先でそっと取ってリップブラシにのせれば、メイク直し用としても十分使えます。
ブラシやスパチュラを使えばもっと簡単
リップブラシやスパチュラを使えば、衛生的にキレイにすくえます。
ブラシはそのままメイクに使えるので便利。
スパチュラなら、集めたリップを他の容器に移しやすくなります。
とくに口紅タイプの固めのテクスチャにはスパチュラがぴったり。
柔らかいリップバーム系ならブラシでもスムーズに取れます。
100均でも手に入るので、1本持っておくと便利♪
特に化粧品用の細めのスパチュラが使いやすいです。
さらに、金属製スパチュラなら繰り返し洗えて衛生的なので、環境にも◎。
レンジや湯せんで「溶かして再利用」
残ったリップを耐熱容器に入れて電子レンジ or 湯せんで溶かし、別の容器に移せば、再利用可能なリップバームに。
このとき、お好みでワセリンやココナッツオイルを少し混ぜると、保湿力がアップします。
精油(エッセンシャルオイル)を1滴だけ加えて、ほんのり香るアロマリップに仕上げるのも素敵です。
加熱しすぎないよう注意して!
電子レンジの場合は10秒ずつ様子を見るのがコツです。
また、湯せんの場合は鍋底に容器が触れないよう浮かせて温めると、焦げ付きの心配もありません。
小分け容器に入れて「持ち歩き用」に
クリーム容器やコンタクトケースなどに小分けしておけば、携帯にも便利♪
複数に分けて、リビングやバッグ、寝室に置いておくのも◎
さらに、容器のラベルに「色」や「香り」を書いておけば、複数の残りリップを用途別に使い分けるのも楽しくなります。
季節ごとに色を変えたり、バッグごとにカラーを分けておくと、その日の気分に合わせて選ぶ楽しみも増えます。
見た目を可愛く整えることで、ちょっとした「ご褒美アイテム」にもなりますよ。
リップの“再利用”で保湿ケア!
指先・ひじ・かかとなど乾燥ケアに
保湿成分が入っているリップは、ネイル周りやひじ・かかとなどのケアにも使えます。
特に、冬場や水仕事の多い人にはぴったり。リップを軽く塗ってからラップや手袋で覆うと、集中保湿パックのような効果も得られます。
また、爪の根元(キューティクル部分)にも塗り込めば、ささくれ予防にも役立ちますよ。
メイク下地としても活躍!
目元やほうれい線など、乾燥が気になる部分に薄く塗ると、ファンデのノリもアップ。
さらに、チークやアイシャドウの発色を良くしたいときにも下地として使えるのが意外なポイント。
ほんの少しの量でOKです♪
少量をしっかりなじませることで、ヨレやベタつきも防げます。
衛生面・保管で気をつけたいこと
使用期限はどれくらい?
開封後1〜2年が目安。
変なにおいや変色があれば、思い切って処分を!
特に夏場や高温多湿の場所に保管していた場合、劣化が早まることもあるため注意が必要です。
使用前に必ずにおいや色、質感を確認する習慣をつけましょう。
夏場の持ち歩きに注意
直射日光や高温になる場所に放置すると、ドロドロに…。
特に車の中や屋外イベントでは要注意。溶けたリップがバッグの中で漏れてしまうと、他の持ち物にも被害が出てしまいます。
保冷ポーチや日陰のバッグポケットに入れておくと安心です。
できれば冷感素材のポーチや断熱効果のあるケースも活用しましょう。
清潔に使うコツ
指で取るときは必ず手をキレイに。
使い終わったスパチュラや容器は洗って乾かしておきましょう。
また、複数人で使う場合は使い捨てのスパチュラを使用するのがベスト。
リップの中に雑菌が入ると、カビや変質の原因になることもあります。
定期的にアルコールで容器の外側を拭き取るなど、清潔に保つ意識を持つとより安心です。
よくある疑問Q&A
Q. リップが本当に空かどうかの見分け方は?
限界まで繰り出して中を覗いてみて。見た目はなくても、奥にまだ残っていることが多いです!
容器の構造によっては斜めにリップが詰まっていたり、側面に付着していたりするため、一見すると空に見えても実際にはかなり残っているケースも。
綿棒やスパチュラで軽く中をなぞってみると、どのくらい残っているかが確認しやすいですよ。
Q. 溶かすなら電子レンジ?湯せん?
どちらでもOK!ただし電子レンジなら10秒ずつ様子を見ながら温めましょう。
湯せんはより均一に温められるので、少し手間はかかりますが失敗しにくい方法です。
電子レンジの場合は、耐熱性のある容器を使用し、短時間ずつ加熱を繰り返すのがコツ。ふたをしたまま加熱すると破裂する危険もあるので注意が必要です。
Q. 古いリップでも使って大丈夫?
見た目やにおいに違和感がなければOK。でも長期間放置したものは無理せず処分を。
特に直射日光の当たる場所に保管していたものや、複数人で共有していたものは、雑菌が繁殖している可能性もあるため注意が必要です。
リップを再利用する際は、古さだけでなく「状態」と「使用環境」にも目を向けて判断するのが安全です。
まとめ:リップの残りも最後までしっかり使おう!
ちょっとの工夫で、リップの残りはしっかり再活用できます。
ムダなく使えばお財布にも環境にもやさしいし、ちょっとした達成感も♪
さらに、リップ1本を丁寧に最後まで使い切ることは、自分自身の物を大切にする心や、サステナブルな生活への意識にもつながります。
日々の小さな習慣のひとつとして取り入れることで、無駄を減らし、暮らしの質もぐっとアップするかもしれません。
「捨てる前に、もうひと工夫」
そんな気持ちで、今日からリップを最後のひとかけらまで楽しんでみてくださいね。
きっと、あなたのリップに対する見方が少し変わるはずです。