料理作りにおいてすり鉢は非常に便利ですが、使い道が限定されているため、すべてのご家庭にあるわけではありません。
この記事では、すり鉢が無い時に、すり鉢の代わりとなる家庭で一般的に見つかるアイテムを紹介します。
これらのアイテムを上手に使って、料理の幅を広げてみましょう。
ごまやスパイスをすりつぶすための代替品とその使い方
ごまやスパイスを細かくするためには、ジッパー付き保存袋やキッチンラップがとても役に立ちます。
それぞれの使い方について説明します。
ジッパー付き保存袋の活用法
ごまやスパイスを細かくしたい場合、ジッパー付きの保存袋が適しています。
食材を袋に入れて密閉した後、すりこぎ棒で上から転がすだけで手軽に粉砕することができます。
キッチンラップを使った方法
少しの量のごまやスパイスをすりつぶす際には、キッチンラップが有効です。
ラップで食材を包み、スプーンの裏面や瓶の底を使って潰します。
食材が飛び散るのを防ぐために、ラップを二重にすることをお勧めします。
とろろ作りに適した代替品とその使い方
ヌルヌルとしたとろろを作る際には、ジッパー付き保存袋やラップは適していません。
そこで、フードプロセッサーやおろし金といったアイテムが役立ちます。
それらのアイテムを使った方法を説明いたします。
フードプロセッサーを利用する方法
フードプロセッサーがあれば、山芋や長芋を手軽にすりつぶすことができます。
適切なサイズに切った山芋や長芋をフードプロセッサーに入れて加工します。
この際、刃を扱う際の安全に注意してください。
おろし金を使う方法
フードプロセッサーがなければ、おろし金を使って山芋や長芋をすりつぶすことができます。
大根おろしと同じ方法で使用しましょう。
また、手がかゆくなることを防ぐためにビニール手袋の着用がお勧めです。
離乳食作りに使える代替品とその使い方
離乳食を作る際も、すり鉢がなくても味噌こしなどの代替品を活用できます。
味噌こしを活用する方法
味噌こしは離乳食作りにとても便利です。
食材を味噌こしに入れて、すりこぎ棒やスプーンで擦りつぶします。
ジャガイモやかぼちゃ、豆腐など、幅広い食材に使えます。
おろし金や他の道具の利用
おろし金でも野菜や果物をすりつぶすことが可能ですし、肉や魚などを細かくするのにフードプロセッサーが役立ちます。
すり鉢の特徴とそのメリット
代替品では得られない、すり鉢特有のメリットもあります。
食材を滑らかにする
すり鉢を使用すると、食材をとても滑らかにすることができます。
フードプロセッサーやおろし金とは違い、ペースト状の加工に適しています。
自分好みの調整が可能
すり鉢を使えば、自分の好みに合わせて食材の細かさを調節することができます。
ペースト状にしたい時や少し粗めにしたい時にも対応可能です。
デザイン性に優れたすり鉢
デザイン性の高いすり鉢は、食器としてそのまま使うこともできます。
特に陶器製や石製のすり鉢は、食卓に温かみをもたらしてくれます。
まとめ
すり鉢がなくても、他の調理器具を上手に使って料理を楽しむことができます。
ごまをすりつぶす際は保存袋を、山芋や長芋をすりつぶす際はおろし金を使うなど、食材に応じて適切な道具を選びましょう。
また、すり鉢自体に多くのメリットがあるため、頻繁に使う予定がある方は購入を検討してみるのも良いでしょう。