絵の具の汚れ、歯磨き粉でスッキリ落とせる!? 試して納得の裏ワザ集

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生活豆知識

「子どもの服に絵の具がべったり…!」「机にこぼしてしまって全然落ちない…」
そんな経験、ありませんか?

特にアクリル絵の具や油絵具などは一度乾いてしまうと、普通の洗剤ではなかなか落ちませんよね。

そんなときに役立つのが、意外にも“歯磨き粉”なんです。
「歯磨き粉って、歯を磨くためのものでしょ?」
と思う方も多いはず。でも実は、歯磨き粉に含まれる研磨剤や界面活性剤の効果で、絵の具のしつこい汚れを浮かせてやさしく削り取ってくれるんです。

結論から言うと、歯磨き粉は絵の具汚れにかなり効果的です。
しかも、家にあるもので簡単にできるので、急な汚れにもすぐ対応できるのが魅力。

衣類だけでなく、テーブルや床などの固い素材にも使えるから、とっても便利なんです。

この記事では、

  • 歯磨き粉がなぜ汚れに効くのか

  • 絵の具の種類によってどう対応を変えるべきか

  • 素材別の注意点や、やってはいけないNG例
    など、実際に役立つ裏ワザをたっぷりご紹介していきます♪

「知らなかった!」「今すぐ試したい!」と思っていただける内容を、やさしく丁寧にお届けしますので、どうぞ最後までお付き合いください!

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まず知っておきたい!絵の具汚れの種類と特徴

絵の具で汚れた男女

絵の具汚れのしつこさの理由

絵の具の汚れは、見た目以上にしつこいことが多く、普通の洗剤だけでは落としきれないケースがよくあります。特に乾いて時間が経つと、生地の奥までしみこんでしまい、対処が難しくなります。

絵の具は色素が強く、繊維の隙間に入り込みやすいため、表面を拭くだけではなかなか落としきれないのです。

さらに、絵の具の成分は乾燥とともに固まり、衣類の素材によっては頑固な染みとなって残ってしまうこともあります。木材や壁などの凹凸のある面では、絵の具が表面にこびりついて固まり、こすっても取れないような状態になりがちです。

そのため、放置すればするほど汚れが定着し、落としづらくなっていきます。

絵の具の種類とその特性

絵の具には大きく分けて「水彩絵の具」「アクリル絵の具」「油絵具」の3種類があります。

  • 水彩絵の具:水で簡単に落ちやすいですが、乾燥すると色素が繊維の奥まで入り込みやすくなります。特に時間が経つと洗剤だけでは落ちにくくなってしまいます。
  • アクリル絵の具:空気に触れると急速に乾燥し、プラスチックのように硬化します。一度乾くと生地に強力に密着するため、こすったり洗っても簡単には落ちません。
  • 油絵具:油分を多く含むため、水では落ちず、専用の溶剤やクリーナーを使う必要があります。油分がしみ込むことで、布や紙などの素材を変色させることもあります。

それぞれの絵の具には独自の性質があるため、汚れの対処法も変わってきます。まずはどの種類の絵の具なのかを見極めることが、適切な対応の第一歩となります。

対処のポイントは「早めの対応」

絵の具の汚れに気づいたら、まずは速やかに対応することが重要です。乾く前に濡れタオルや水を使って拭き取るだけでも、かなりの汚れを落とせる可能性があります。

逆に、時間が経ってしまうと汚れが定着してしまい、落とすのに何倍もの時間と労力が必要になります。絵の具を使うときには、汚れてもよい服や作業スペースを準備しておくことも、予防策として非常に効果的です。

できるだけ「その場で・その時に」処理をする。これが、絵の具汚れを最小限にとどめるための大きなポイントです。

 

なぜ歯磨き粉で汚れが落ちるの?

歯磨き粉の成分に注目

歯磨き粉には研磨剤や界面活性剤といった成分が含まれており、見た目以上にしつこい汚れを浮かせて落とす力を持っています。これらの成分は、もともと歯の汚れやステイン(着色)を落とす目的で配合されていますが、その特性が布製品や机などについた絵の具汚れにも応用できるのです。

  • 微粒子の研磨剤は、歯の表面の汚れを削るのと同じように、絵の具汚れの表面をやさしく削り取ってくれます。あまり強くこすらなくても、表面をなでるだけで徐々に汚れが浮いてくるのが特徴です。
  • 界面活性剤は、絵の具の成分を包み込んで水に溶けやすくし、すすぎやすくする役割を果たします。これにより、落ちにくかった汚れが水とともに流れやすくなります。
  • ミントの清涼感は、汚れだけでなく臭いもスッキリさせる作用があります。作業後に残る嫌な臭いを抑えるのに一役買ってくれる点もポイントです。

さらに、歯磨き粉はペースト状なので狙った部分に塗りやすく、液だれしにくいという扱いやすさもあります。身近なアイテムでありながら、多機能な掃除アイテムとして優秀なのです。

デリケート素材には要注意

ただし、すべての素材に歯磨き粉が使えるわけではありません。特にウールやシルクなどのデリケートな天然素材は要注意です。歯磨き粉に含まれる研磨成分が繊維を傷つけたり、風合いを損なってしまう可能性があります。

こうした素材に使用する場合は、まずは目立たない部分で試してみて、色落ちや質感の変化がないか確認することが大切です。また、こすらずに優しくなじませるだけでもある程度の効果が得られる場合があるので、力加減にも気をつけながら使用するようにしましょう。

 

歯磨き粉で絵の具を落とす!実践ステップ

用意するもの

  • 歯磨き粉(粒入りが理想):研磨効果のあるタイプがより効果的です。
  • 古い歯ブラシ:柔らかめの毛先がおすすめ。使い古しでもOKですが、清潔にしておきましょう。
  • タオル、乾いた布:拭き取りや仕上げに使用します。
  • 水またはぬるま湯:すすぎに使います。汚れがひどい場合はぬるま湯がベターです。
  • 必要に応じて洗濯用洗剤:洗濯機で仕上げる際に使います。中性洗剤が安心です。
  • プラスαで綿棒やスポンジ:細かい部分の処理に役立ちます。

手順とポイント

  1. 乾いた布やティッシュで汚れの表面を軽く拭き取り、余分な絵の具を取り除きます(このひと手間で処理がぐっと楽になります)。
  2. 歯磨き粉を汚れ部分に直接のせます。あまり多くなくても大丈夫です。
  3. 古い歯ブラシで円を描くように優しくこすります。繊維を傷めないように、力加減は「なでる」イメージで行うのがコツです。
  4. 水またはぬるま湯を使って、歯磨き粉と汚れをしっかり洗い流します。泡が残らないよう丁寧にすすぎましょう。
  5. 洗濯機で仕上げる場合は、中性洗剤を使って通常通り洗濯します。デリケート素材の場合は手洗いが安心です。
  6. 最後に乾いたタオルで水分を吸い取り、直射日光の当たらない風通しの良い場所でしっかり乾燥させます。

墨汁などの濃い汚れには

墨汁や濃いアクリル絵の具などのしつこい汚れには、歯磨き粉を塗った後3〜5分程度そのまま放置しましょう。

この時間で成分が繊維に浸透し、汚れがゆるむことで、ブラシでこすった際によりスムーズに落ちやすくなります。必要に応じて2〜3回繰り返すのも効果的です。

 

もっとキレイに!歯ブラシや洗剤との合わせ技

歯ブラシで細かい部分も対応

布やスポンジでは届かない細部には、歯ブラシが最適です。歯ブラシの毛先は細かく、布の繊維の奥までしっかり入り込んで、しっかりとピンポイントで汚れを落としてくれます。

特に、襟元や袖口、ズボンのすそなど、入り組んだ部分の汚れには大活躍。歯ブラシのサイズもさまざまで、場所に応じて使い分けるのも効果的です。

また、やわらかめのブラシを使えば素材を傷めにくく、繰り返し使っても安心です。

中性洗剤との併用で効果アップ

歯磨き粉だけでは難しい汚れや油分を含んだしつこい絵の具には、台所用の中性洗剤を少量混ぜて使うのがおすすめです。中性洗剤は汚れを浮かせて落とす力に優れており、歯磨き粉の研磨力と合わさることで、より頑固な汚れにも対応可能になります。

泡立ちが良くなることで、洗い流すときのスピードも上がり、時短にもつながります。特にアクリル系の絵の具や、乾燥して固まった色素にはこの組み合わせが効果的です。

子どもにも優しい使い方

子どもが使う場合には、低刺激で泡立ちの少ない歯磨き粉を選ぶと安心です。ミントが強すぎないものや、研磨剤が控えめなタイプを選ぶことで、肌への刺激を避けることができます。

また、お掃除をゲーム感覚で取り入れれば、親子で一緒に楽しく取り組めます。たとえば「何分で落とせるか競争しよう!」といった遊び心のある工夫を取り入れると、家事の一環としても取り組みやすくなります。

 

素材別に見る注意点とアドバイス

綿やポリエステル

綿やポリエステルは、家庭でよく使われる素材であり、比較的丈夫で耐久性に優れています。そのため、歯磨き粉と歯ブラシを使ったお手入れでも大きな問題は起こりにくく、絵の具汚れへの対処にも適しています。

ただし、強くこすりすぎると毛羽立ちや生地の変色を引き起こす可能性があるため、力加減には注意が必要です。特に明るい色の布地では、繰り返しの処理で風合いが損なわれる場合もあるので、やさしく円を描くように丁寧に処理しましょう。

また、使用する歯磨き粉もできるだけ研磨剤の粒子が細かいタイプを選ぶことで、生地へのダメージを最小限に抑えることができます。

ウールやシルク

ウールやシルクといったデリケートな素材は、繊維がとても細く柔らかいため、歯磨き粉の研磨成分によって傷ついたり、風合いが失われてしまう恐れがあります。

これらの素材には、原則として歯磨き粉の使用は推奨されません。

どうしても対応したい場合には、専用の中性洗剤やデリケート素材向けの洗浄剤を使用し、冷水でやさしく手洗いするのが安心です。

汚れがひどい場合には、自分で処理せずクリーニング店に相談するのも一つの方法です。プロの判断を仰ぐことで、大切な衣類を長持ちさせることができます。

漂白剤を使うときの注意点

漂白剤は強力な洗浄力を持つ反面、使い方を誤ると衣類の色落ちや繊維の劣化を招くリスクがあります。特に塩素系漂白剤は刺激が強く、色柄物やデリケート素材には使用厳禁です。白物衣類に限定して使用する場合でも、パッチテストを行うなどして十分に確認した上で使用しましょう。

より安全に使いたい場合は、酸素系漂白剤を選ぶと良いでしょう。酸素系は比較的やさしい成分で構成されており、生地にかかる負担も少ないのが特徴です。それでも使用後はしっかりすすぎ、残留成分を洗い流すよう心がけましょう。

 

他にもある!絵の具汚れを落とすアイデア

若い女性

クレンジングオイルの活用

特に油絵具のような油分の強い汚れには、メイク落とし用のクレンジングオイルが効果的です。クレンジングオイルはメイクの油分を分解する目的で作られており、その特性が油性の絵の具にも応用できます。

使い方は簡単で、柔らかい布やコットンに少量のオイルを含ませ、汚れ部分にやさしくなじませていきます。

しばらくなじませてからティッシュや乾いた布で拭き取ると、油絵具が浮き上がってくることが多く、無理にこすらなくてもスムーズに除去できます。その後は、中性洗剤などで仕上げの洗浄を行うと、オイルの残留も防げます。

衣類だけでなく、机や床などに付着した場合にも応用可能で、家庭にあるスキンケア用品を活用できるのがうれしいポイントです。

市販のシミ抜き剤との使い分け

市販のシミ抜き剤は、汚れの成分を的確に分解するために設計されており、スピーディーに効果を実感しやすいのが特長です。

ただし、やや価格が高めであることや、素材への影響が強い場合もあります。強力な成分が配合されているため、素材によっては変色や傷みのリスクが伴うこともあります。

その点、歯磨き粉は安価で手に入りやすく、家庭に常備されているため手軽に試せるのがメリットです。軽い汚れや予防的なお手入れには歯磨き粉を、しつこいシミや仕上げにはシミ抜き剤を使うなど、汚れの種類や状況に応じて使い分けるのが賢い方法です。

強くこすりすぎないこと

どんな素材であっても、強くこすりすぎるのはNGです。繊維が毛羽立ったり、表面が摩耗してしまったりと、思わぬダメージにつながります。とくにデリケートな布や色柄物は注意が必要です。

こする力はできるだけやさしく、必要に応じて数回に分けて処理するのがポイント。1回で完璧に落とそうとせず、焦らず丁寧に対応することが大切です。

汚れの状態を見ながら、ブラシや綿棒など道具を使い分けて対応すると、より安心して作業が進められます。

 

まとめ

絵の具の汚れに「歯磨き粉」が効果的なのは、研磨力と汚れを浮かせる作用が合わさっているからです。歯の表面を磨くために設計された成分が、実は布や家具に付いた絵の具汚れにも応用できるというのは驚きですよね。

特別な洗浄剤や道具をそろえなくても、自宅に常備されている歯磨き粉だけで手軽に対処できるのがこの方法の魅力です。

もちろん、使う素材や絵の具の種類に応じた注意は必要ですが、それさえ守れば「本当にこれだけで?」と思うくらい、汚れがスッと落ちることもあります。

特に早めに対応できれば、こびりついた頑固な汚れも最小限の手間でキレイにできます。

まずは一度、家にある歯磨き粉で試してみてください。「本当に落ちた!」という感動が、きっとあなたの掃除習慣を変えてくれるはずです。

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