「持ち出し中」と表示された郵便物の状態を見て、「これって今日中に届くの?」と気になったことはありませんか?
この記事では、「持ち出し中」の意味や配達までの相場な手順、その他の配達状況の見方、また急い場合の対応等をわかりやすく解説します。
実際の制度や配達の現場についても仕組みを解説していますので、「本当に届くのか」と不安な方は必見です!
「持ち出し中」とは?郵便局の配達状況を正しく理解しよう
「持ち出し中」の意味とステータスの6段階
「持ち出し中」とは、配達員が郵便を拾い、配達先に向かっている最中の状態をさします。
この状態になると、己の郵便物がすでに配達場所のルートにのっており、これから指定先に向かうだけという段階に入っていると認識できます。
ステータスは「出荷」「返員」「詰め替え」「通過」「届先局到着」「持ち出し中」などがあり、最後の「配達中」の手前の段階と認識されています。
これらの状態は繋がっているので、この段階をより深く理解することで、配達の進捗をより明確に採りとることができます。
「配達中」との違いは?
「配達中」は実際に配達対象の住所近くまで来ており、配達員が実際にポスト投稿や手渡しの操作に着手している状態です。
一方「持ち出し中」は配達に出発しただけの段階であり、まだルートの途中にある可能性もあります。
今日中に届くの?配達時間の相場
多くの場合、「持ち出し中」になった時点で「その日中に届ける」ルーティングにあると考えられます。
ただし、すべての場所で同じようにいくわけではなく、地域の体系や配達員の繋ぎ方によって配達時間に差が生じることもあります。
平日の夜7時前後に配達終了となることが多いですが、通常より物流が増える朝の時間帯や連休日の前後などは、遅れることも考えられます。
郵便物を追跡する方法
公式サイトやアプリでチェック
「郵便追跡サービス」で検索し、追跡番号を入力するだけでステータスを確認できます。日本郵便の公式サイトやアプリは、スマホでも簡単に使えるよう設計されており、現在地や配達予定時刻、履歴なども確認可能です。
スマートフォンを活用すれば外出先からもチェックできるため、荷物の状況をリアルタイムで把握できます。
配達状況をリアルタイムで確認
早い場合は朝8時前後から配達状況に変化が出はじめ、配達員がルートに出たタイミングで「持ち出し中」に更新されます。
遅くても夜7時ごろまでには状態が切り替わることが多いですが、繁忙期や天候によってはそれ以降になることもあります。
また、配達済みになっていても実際の受け取りとはタイムラグがあることもあるため、注意が必要です。
電話で問い合わせる場合
5桁番号で始まる「郵便局コード」にすると、直接その郵便局に繋がります。
自動音声ガイダンスに沿って操作すれば、配達状況の確認や再配達の手続きも可能です。ただし、時間帯によっては混雑して繋がりにくい場合もあるため、早めに連絡するのがおすすめです。
また、荷物の追跡番号を事前に準備しておくとスムーズに対応してもらえます。
配達がこないとき、自分で取りに行ける?
局取り対応のポイント
配達前の「持ち出し中」の状態の場合、局によってはまだ連絡しても局内に物がないこともあります。
配達員が旅立った後の状態であれば局内には物理的に存在しないため、直接連絡しても取り出せない場合もあります。
不在表などで局に戻された場合には、その後での取り出しが可能になります。
代理取りの要素
姓名や証明書、代理委託に関する内容を言及した書類などが必要です。
これらが不備の場合、局側の判断で取り出しを拒否されることもあるため、この点は事前に確認しておくとよいでしょう。
また、代理者が受け取り人の家族である場合にも、一部の書類提示が必要となります。
保管期間の相場
配達失敗後の郵便物は7日間ほど保管されます。
ただし、端末や局によってはより長い保管期間を設けている場合もあります。
その期間を過ぎると、返送や出荷元への返しなどの手続きがされるため、早めの取り出しを心がけましょう。
まとめ
「持ち出し中」の表示は、実際に郵便物が配達に向けて動いていることを意味します。
この状態になっているということは、配達員がすでに郵便物を手にして配達ルートに立っており、もう間もなく家にやってくるだろうという状況です。
多くの場合は「その日中に届く」ため、それほど心配せずに待ってよいでしょう。
でも、実際の現場では、大雨や大雪、交通混雑、また連休前などの状況で、予想していた配達時間からおくれる場合もあります。
それゆえ、最近の配達状況を確認したり、不安な場合は早めに郵便局に連絡するのがポイントです。
また、追跡番号を正しく保管しておくことも、快速な対応に繋がります。