大量の食材を買ったときに大活躍するジップ式保存袋。
冷凍保存もOKで、電子レンジにも対応、しかも色々なサイズがあるので超便利です。
この保存袋、ファスナーがついているので密閉もバッチリ。
でも、もし真空状態にできたらもっと素晴らしいですよね。
特殊な道具は必要ないんです。
ちょっとしたコツで、簡単に真空パックが作れます。
さあ、ジップ式保存袋を使った真空パックの作り方、4種類をご紹介します。
空気を押し出す方法
- 開け口を少しだけ開けた状態でファスナーを閉じます。
- 食材を潰さないようにしながら、袋を折って空気を押し出します。
- 空気が抜けたら、すぐにファスナーを閉めます。
この方法は乾物や大きめの食材に最適。道具がなくても、どこでも使えます。
ストローを使った方法
- ストローを差したままファスナーを閉じます。
- 手で袋を押して空気を押し出し、ストローで軽く吸って空気を抜きます。
- 空気を抜いたら、素早くストローを抜いてファスナーを閉めます。
こちらの方法は、内容物が漏れ出しにくいのが特徴です。
ただし、液体や柔らかい食材の取り扱いには注意が必要です。
また、口で空気を吸うときは唾液が混入するリスクがあるので、注意してください。
テーブルのエッジを使った真空パックの方法
液体を含んだ食材を保存袋で真空パックする際には、テーブルのエッジが役立ちます。
たとえば煮卵などの液体食材の場合、以下の手順で行います。
- 保存袋に入れた液体の端をテーブルのエッジに合わせます。
- エッジの下で液体部分が下がるようにし、ジップ部分はテーブル上に置きます。
- ジップを迅速に閉めます。
この方法は液体を含む食材に最適ですが、固形や粉末状の食材には適していません。
固形物の場合は、ストローを用いて空気を吸い出すなど他の方法を併用すると良いでしょう。
水圧を使った真空パックの方法
特に液体が多めの食材を真空パックする場合、水圧を利用する方法が有効です。
手順は以下の通りです。
- 保存袋より大きなボウルや鍋にたっぷりの水を入れます。
- ジップを少し開けた状態の保存袋をボウルにそっと入れます。
- ジップの直前まで袋を水中に沈めます。
- 水圧で袋内の空気が抜けるので、すぐにジップを閉じてボウルから取り出します。
- キッチンペーパーや布巾で水気を拭き取り、保存します。
この方法は、水圧を利用して効率的に空気を抜くことができます。
さらに、食材が潰れる心配も少ないです。
簡単で衛生的、誰でも行えるのが大きな利点です。
ただし、水がジップに入り込む可能性があるので、慎重に作業する必要があります。
より安全に行うために、ストローを挿してから水に沈める方法も良いでしょう。
真空保存で新鮮さを長持ちさせよう!
食品は空気に触れると、空気中の酸素の影響で酸化してしまい、品質が落ちやすくなります。
しかし、空気を遮断して保存することで、普通の保存方法よりも長持ちさせることができます。
ジップ式の保存袋は密閉保存に適していますが、真空状態を作るためにはちょっとした工夫が必要です。
たとえば、水を入れたボウルを使って真空状態を作る方法や、手で袋を押して空気を抜く方法などがあります。
食品を長く新鮮に保つために、ジップ式保存袋の中から空気を取り除いて、真空状態にしてから保存するのはどうでしょうか?
まとめ
これまでに紹介した内容をまとめると、食材を長持ちさせるための効果的な方法は、真空保存が鍵となります。
特にジップ式保存袋は、その手軽さと効果で、家庭での食品保存に理想的です。
簡単な空気の押し出し方から、水圧を利用した方法まで、様々なテクニックが存在し、これらは液体や固形物、さまざまな種類の食材に適用可能です。
これらの方法を上手に利用することで、日々の食生活においても食材の無駄を減少させることができるでしょう。
真空保存の技術を身につけることは、賢く、衛生的で、経済的な食品管理への一歩と言えます。