巻きすの裏表、逆だった!? 太巻きの仕上がりが変わる理由とは

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食べ物豆知識

巻き寿司を作るときに欠かせない「巻きす」。でも、その巻きすに“裏表”があるってご存じでしたか?

実は、裏と表を逆に使ってしまうと、せっかくの太巻きがくっついたり、形が崩れたり…なんてトラブルも。

この記事では、巻きすの正しい使い方や裏表の見分け方、さらに仕上がりをグッと引き上げるコツまで、初心者にもわかりやすく解説します。

読めば、あなたの巻き寿司が見違えるはず!

 

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巻きすの「裏」と「表」の違いとは?

巻きすの裏表

見分け方と正しい使い方

巻きすには「裏」と「表」があるのをご存じですか?

一見どちらでもよさそうに思えるかもしれませんが、実はこの違いが巻き寿司の仕上がりに大きな影響を与えます。

表面は糸が見えない、なめらかな面で、竹の節も均一に整っているのが特徴です。これに対して裏面は、糸がしっかりと見えていて、竹の節もやや粗めで凹凸があります。

巻きすを正しく使うには、表(なめらかな面)を内側、つまりご飯に触れる面として使用するのが基本です。

この向きにすることで、ご飯や海苔が巻きすにくっつきにくく、きれいに巻き取ることができます。特に初心者の方は、表を使うことで失敗を避けやすくなり、仕上がりも美しくなります。

表裏を間違えるとどうなる?

うっかり巻きすの裏側を内側にして使ってしまうと、太巻きがうまくまとまらず、見た目も崩れがちになります。

裏面の糸や凹凸にのりやご飯が絡まり、巻いたあとに剥がす際に寿司がボロボロになってしまうことも。さらに、ご飯が巻きすに張りついてしまい、せっかくの太巻きが型崩れしてしまうこともあります。

見た目が悪くなるだけでなく、巻きすの掃除も手間になってしまうため、表裏を正しく見分けて使うことは、美味しく仕上げるためだけでなく、作業の効率化にもつながります。

 

巻きすの向きで太巻きはこう変わる

太巻きが締まらない・つぶれる原因

巻きすの向きが間違っていると、うまく締まらず、太巻きがゆるかったり変形してしまうこともあります。巻くときの力が均等に伝わらず、巻きの中心がズレたり、具材が偏ってしまったりする原因にもなります。

また、しっかりと巻けていないと、食べるときに崩れやすくなるほか、食感にもムラが出てしまいます。

巻きすを正しく使うことで、巻き加減に均一な力が加わり、見た目にも美しく、食べやすい太巻きが完成します。

特に具材が多い太巻きでは、細かいバランスが重要なので、巻きすの表裏を意識することがとても大切です。

表を使うべき料理、裏が向いている料理

太巻きや細巻き、一般的な寿司には「表」が適していますが、伊達巻や飾り巻きのように、表面に模様をつけたいときは「裏」を使うこともあります。

裏面の凹凸をあえて活かすことで、美しい模様をつけることができるんです。

また、裏を使うことで若干滑りにくくなるため、柔らかい素材を使った巻き物の成形にも役立ちます。

ただし、裏面を使う場合は、のりやラップなどを間に挟む工夫が必要になることもあるため、使い方には注意が必要です。

 

巻きすの種類と材質で差がつく仕上がり

竹・プラスチック・シリコン製の違い

昔ながらの竹製巻きすは、自然素材ならではのしなやかさがあり、手にしっくりとなじむ使いやすさが魅力です。

巻き寿司が美しく仕上がりやすく、プロの料理人にも長年愛用されています。

ただし、使用後に水分を含んだまま放置してしまうとカビが発生したり、竹が割れたりするリスクがあるため、こまめなメンテナンスが必要です。天然素材ゆえに、乾燥の仕方や保管方法にも気をつけなければいけません。

一方で、プラスチック製やシリコン製の巻きすは、現代のライフスタイルに合った実用性の高さが特徴です。洗いやすく、速乾性があり、カビが発生しにくいため、忙しい家庭や衛生面に気を配る人に人気があります。

特にシリコン製は柔軟性が高く、洗剤でしっかり洗えるため、清潔に保ちやすいのが利点です。

ただし、竹製に比べてすべりが良すぎたり、力加減がうまく伝わらないと感じる場合もあり、慣れるまでには少し練習が必要かもしれません。

ダイソーなど100均の巻きすはどう?

100均で手に入る巻きすでも、家庭での使用には十分な性能を持っています。コスパ重視であれば、まずは100均の巻きすで試してみるのもよいでしょう。デザインやサイズもいくつか種類があり、初めて巻き寿司に挑戦する人にとっても手が出しやすい選択肢です。

ただし、商品によって竹の厚みや糸の結び方、全体の作りにばらつきがあるため、頻繁に使いたい人や長期間の使用を考えている場合は、ややグレードの高い製品を検討したほうが安心です。

特に巻きが緩くなりやすい、糸がほつれやすいといった声もあるため、使い心地をチェックしながら選ぶことが大切です。

 

巻きすの使い方とメンテナンス術

衛生的に使うための洗い方と保管方法

使った後は、できるだけ早く水やぬるま湯で汚れを落とすようにしましょう。寿司のご飯や酢、具材の残りなどが巻きすの隙間に入り込んでしまうと、乾燥後にカピカピになって取れにくくなります。

洗う際は柔らかいスポンジや歯ブラシなどを使って、竹の間を丁寧にこすって汚れを取り除くとより清潔に保てます。洗剤を使う場合は、竹の風味が残らないように、よくすすいでから乾燥させましょう。

洗い終わったあとは、風通しのよい日陰でしっかりと乾かすのが基本です。

直射日光に当てすぎると、竹が乾燥しすぎてひび割れる原因にもなるため注意が必要です。

湿気がこもる場所に保管してしまうと、カビや嫌なニオイが発生することがあるので、収納場所も重要なポイントです。

長持ちさせるちょっとしたコツ

巻きすを清潔に保つためには、使用時にラップを巻いてから使うのが非常に効果的です。

ご飯や酢が直接巻きすに付着しにくくなり、使用後の掃除もぐっと楽になります。また、食材のニオイ移りも防げるため、衛生的なメリットもあります。

保管の際には、巻きすを新聞紙やキッチンペーパーで包み、そのままジッパー付きの保存袋に入れておくと湿気やホコリから守ることができます。長期間使わないときでもこの方法なら状態を良好に保てます。

さらに、定期的に風通しの良い場所で陰干しすることも、長く使い続けるための大切な習慣です。

巻きすの代用品とアイデア活用法

ラップやすのこで代用できる?

手元に巻きすがないときは、ラップやすのこで代用可能です。

ラップは手軽で家庭に常備されていることも多く、寿司がくっつかず扱いやすいというメリットがあります。

さらに、使い捨てできるため衛生的で、使用後に洗う必要がありません。ラップを使う場合は、まな板の上などに広げ、その上で海苔とご飯をのせて巻くだけ。初心者にもおすすめの方法です。

すのこは、しっかりとした厚みと強度があるため、太巻きの形をしっかり固定できます。ただし、一般的なすのこはサイズが大きすぎることもあるので、使用する前にカットしたり、巻きやすいように角を丸めておくと良いでしょう。また、すのこの表面がザラついている場合は、ラップを上から敷いて使うと寿司がくっつかず便利です。

代用時に気をつけたいポイント

ラップはとても便利ですが、薄い素材のため力を入れすぎると破れてしまうことがあります。巻くときはやさしく均等に力をかけるのがコツです。滑りやすさが気になる場合は、下に濡れ布巾などを敷くと安定感が増します。

すのこは角が尖っていることがあるので、そのまま使うと海苔が破れやすくなります。事前に角をヤスリなどで削っておくと安全です。
また、使用後はすぐに洗って乾燥させることで、清潔な状態を保てます。

巻きすの代用品として活用する際には、それぞれの素材の特性を理解して、工夫しながら使うことが大切です。

 

巻き寿司をもっとキレイに巻くための豆知識

海苔の裏表にも注意!

実は海苔にも裏表があるのをご存じでしょうか?見た目では少しわかりづらいかもしれませんが、ザラザラした面が裏で、ツルツルしている面が表です。

巻き寿司を作る際には、ツルツルの面を外側にすると、仕上がりが美しくなり、手に持ったときの印象も良くなります。

また、食感にも違いが出るため、口に入れたときのなめらかさや、噛んだときの心地よさにも影響します。裏面にご飯をのせることで、しっかりとご飯がなじみ、巻いたときにも安定します。ツルツル面が外に来るように意識することで、巻き寿司の完成度がぐっと高まりますよ。

見た目が映える盛り付けテク

巻いた寿司は切る前にラップで軽く押さえてなじませると、全体がまとまり、切ったときの断面がキレイに整います。包丁も水で濡らしてから使うと、切り口がより美しくなります。

さらに、お皿に並べるときは、寿司同士を少しずつずらして置いたり、斜めに配置したりすると、おしゃれな雰囲気に仕上がります。彩りのある具材を活かすように断面を見せて配置するのもポイント。

アクセントとして、わさびやガリを添えれば、より一層プロっぽい盛り付けが完成します。

まとめ:巻きすの裏表を活かして料理上手に

巻きすの裏表という小さな違いが、太巻きの仕上がりに大きく影響すること、おわかりいただけたでしょうか?

正しい使い方をマスターすれば、見た目も味もレベルアップ。

巻き寿司づくりがもっと楽しく、もっと奥深くなります。

ぜひ今日から、巻きすの“表”を意識して、おいしい巻き寿司にチャレンジしてみてくださいね。

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