警察からの「通知不可能」着信は出るべき?考えられる理由と安全な対処法

本ページはPRを含みます

生活豆知識

スマホに「通知不可能」と表示された着信――。
この一報、ただの迷惑電話と思いきや、警察からかもしれないと聞けば、背筋がスッと凍ります。

出るべきか、無視するべきか、それが問題だ…。
しかも、もし詐欺だったら? いや、でも本当に警察だったら…?

そんなモヤモヤを解消するために、本記事では「警察の非通知着信」の真相と、正しい対応方法をご紹介します。

スポンサーリンク
楽天お買い物マラソン

\楽天市場売れ筋ランキング!/
楽天市場の人気商品ランキングはこちら<PR>

「通知不可能」で警察から?その正体とは

通知不可能着信ってどういう意味?

まず、「通知不可能」とは、発信者の電話番号が表示されない着信のことです。
これは迷惑電話業者だけでなく、一部の公的機関や企業の代表回線などからも発信されることがあります。

つまり、非通知だからといって即スパムと決めつけるのは、少々短絡的。
恋人のサプライズか、警察の要件か、はたまた間違い電話か…答えは出てからでないとわかりません。

警察が非通知で電話をかけるケース

実は警察は、捜査の必要がある場合や通報対応の折に、あえて非通知で連絡してくることがあります。

例えば:

  • 被害届や通報に関する確認
  • 拾得物の連絡
  • 事件・事故の参考人としての連絡

このようなケースでは、番号を通知せずにかけてくることも珍しくありません。
なお、非通知でかける理由は「身元保護」や「代表回線利用」など、実はわりと地味にちゃんとしています。

詐欺とどう見分ける?本物との違い

では、非通知でかかってきた電話が詐欺か本物の警察か、どう見分けるのでしょう?

  • すぐにお金を要求してくる → 100%アウト。警察が「口座番号教えて」とは絶対言いません。
  • やたらと急かす口調 → 焦らせるのは詐欺の常套手段です。
  • 所属や氏名を言わない → 公的機関としては論外です。

疑わしい場合は、一度切ってから、正規の警察署にこちらから電話するのが鉄則です。

 

着信があったときのベストな対応とは

無視してもいい?出た場合の注意点

非通知着信が怖い…気持ちはわかりますが、一概に無視が正解とは言えません。
特に心当たりがある(通報した、落とし物をした等)場合は、出てみるのも選択肢の一つです。

出た場合は、冷静に対応し、

  • 相手の名前
  • 所属部署
  • 要件の概要

この3つを必ず確認してください。

これが、フェイクと本物を見分ける鍵です。

出ないとどうなる?警察が再度かけてくる可能性

もし本当に警察からであれば、再度かけてきたり、留守電や書面で連絡してくることもあります。

「出なかった=終わり」ではありませんので、ご安心を。
ただし、あまりにスルーし続けると、自宅訪問という最終手段に出ることも…。

やましいことがないなら堂々と構えましょう。

電話内容が不審だった場合の行動マニュアル

怪しい!と感じたら、その場で通話を終了して構いません。
そして次にすべきは、最寄りの警察署に確認の電話を入れること。

「○○という人から電話があったのですが、本物でしょうか?」
これだけで大体の不安は解消されます。

本当に警察からか確認する方法

警察署に確認する際のポイント

確認の電話を入れる際は、相手の情報をなるべく正確に伝えることが重要です。以下の内容をメモしておくと、照会がスムーズに進みます:

  • 相手が名乗った氏名と所属(部署名)
  • 電話がかかってきた時間帯と着信の頻度
  • 会話中に伝えられた用件の内容や口調の印象

さらに、相手が使用していた言い回しや、こちらに何か指示をした場合はその内容も記録しておくと安心です。

これらの情報をもとに、警察署へ問い合わせることで、本当にそのような人物がいるのか、また正規の用件だったのかを確認できます。

非通知でも本物か見極める3つのチェック

以下の3つのポイントを押さえることで、非通知着信の相手が本物の警察官かどうか、ある程度見極めることが可能です:

  1. 名前と所属を名乗るか?(「〇〇警察署の〇〇です」など)
  2. なぜ非通知でかけてきたのか、きちんとした理由を説明できるか?
  3. 折り返しの電話を受け入れ、「不安であれば確認してください」といった柔軟な姿勢があるか?

このように、相手が透明性をもって話しているかどうかが大きな判断材料になります。

不安な場合は弁護士相談も視野に

電話の内容が複雑だったり、こちらに何らかの義務や責任を求められるような話だった場合、個人で判断するのは避けた方が無難です。

特に「法的手続き」「取調べ」「示談」などといった言葉が出てきたときは、すぐに弁護士や法テラスなどの法律相談機関に連絡しましょう。

法テラスでは、収入や状況に応じて無料で相談できる制度もあります。

不安を抱えたままにせず、専門家の力を借りて冷静に状況を整理することが重要です。

 

警察を装った詐欺への注意喚起

「振り込め詐欺」や「かたり詐欺」の手口

「お金を返せと言われてます」「裁判を取り下げるには」
こうした文句で不安を煽るのが詐欺の常套手段です。

とくに高齢者を狙った詐欺では、「孫を名乗る人物」や「警察官」「弁護士」など、信頼を得やすい立場を装ってくるケースが目立ちます。

さらに巧妙な手口としては、「このままではあなたが逮捕される可能性がある」「解決には数十万円が必要です」などと不安を増幅させ、冷静な判断を奪ってくるのです。

中には「捜査の協力金が必要です」と警察になりきり、こちらから振り込みを誘導するような強者も存在します。

実際の警察業務では、こうした金銭のやり取りは一切発生しません。

警察が絶対にしないこととは?

  • 金銭の要求
  • 銀行口座の開設指示
  • ATMの操作指導
  • キャッシュカードや通帳の預かり
  • 自宅訪問時にお金の持ち出しを指示する

これらの行為を少しでも求められたら、その時点で詐欺と判断してOKです。

たとえ名乗っている名前が実在する警察官と同じであっても、本人確認なしで信じるのは危険です。即ブロック&通報で身を守りましょう。

被害を防ぐために今できる対策

  • 非通知着信は録音をONにしておく(後から確認・証拠として有効)
  • 家族で事前に対策を話し合う(「もしこんな電話が来たら?」を想定しておく)
  • 不安なときは第三者に相談する(友人・地域の防犯担当・警察の相談窓口など)
  • 電話番号や内容をメモに残しておき、後から必ず確認をとる
  • 金銭の話が出たら、必ず一度電話を切って冷静に考える

しつこい着信が続くときの対応策

非通知拒否の設定方法

スマホによっては、「非通知拒否設定」が可能です。
設定アプリ内の「通話設定」→「着信拒否」などから変更できます。

無用な着信はシャットアウト!

ただし、警察も非通知でかけることがあるので、設定は慎重に。

通話履歴や証拠を残すポイント

不審な着信があった際は、通話録音や簡単なメモ、スクリーンショットで記録を残しておきましょう。録音は後で内容を見直す際にも便利で、相談の証拠にもなります。

録音できないときは、通話後すぐに要点をメモするだけでも十分です。

また、番号が表示されなくても着信履歴をスクショすれば記録として使えます。

複数回の着信がある場合は、日時も合わせてメモしておくと安心です。

警察相談ダイヤル「#9110」も活用を

「110」は緊急通報専用ですが、「#9110」は緊急性が低い相談に対応してくれる警察相談専用の窓口です。

非通知での着信に不安を感じたときや、対応に困ったときにはこちらを活用しましょう。

#9110では、実際にそのような事例があったか、どう対処すべきかなどを丁寧に教えてもらえます。

全国共通の番号で、地域ごとの警察相談窓口に自動でつながるため、通話料のみで相談できる点も安心です。

不安なことがあれば、一人で悩まず、まずは声をあげて相談することが大切です。

不安な気持ちを落ち着けるために

少し考えている女性

実際の通報件数と背景を知っておこう

「非通知で警察からかかってきた」ケースは、実は珍しくありません。

通報や落とし物の確認、事件・事故の協力依頼など、事情によっては非通知での連絡が選ばれることもあります。

こうした非通知の背景を知っておくことで、過度に不安になることなく、冷静に対応できるようになります。

特に事件や事故が起きた後などには、警察からの非通知連絡が来る可能性もあるため、知識として持っておくと安心です。

警察の意図と役割を理解しよう

すべての非通知が「悪」ではなく、本当に必要な連絡もあるという点を理解することが大切です。

警察にとっては、市民の安全を守るために迅速に連絡を取る必要があり、そのために非通知という手段を取ることがあります。

通知がないからといって、すぐに詐欺や迷惑電話と断定せず、相手の発言や内容に耳を傾けた上で判断する柔軟な姿勢も必要です。

また、警察からの連絡は市民との協力によって事件が早期解決につながることもあります。

警察と市民が信頼関係を築くためにも、こうした背景を知っておくことは有意義です。

万が一のために知っておきたい心構え

  • 落ち着いて対応する(焦らず冷静に聞き取りを)
  • 話を鵜呑みにしない(どんな内容でも一度考える)
  • 必ず裏取りをする(警察署に確認するなど客観的に検証)
  • 会話内容や着信時間などを記録しておく(証拠としても有効)
  • 家族や信頼できる人に相談してみる(第三者の視点が役立つ)

まとめ

「通知不可能」の着信が警察からのものだった――そんな状況に直面すると、不安で頭が真っ白になることもあるでしょう。

でも、焦らず確認し、冷静に対処することで、多くのトラブルは防げます。
そして何より、「おかしい」と思った直感を信じて行動することが、最大の防御力です。

万が一の事態にも備えつつ、安心してスマホを手に取りましょう。
…ただし、夜中2時の非通知は、たいていロクなものではありませんが。

タイトルとURLをコピーしました