他の家で食べるカレーって、自分の家で作るカレーとは少し違う味がしますよね。
同じカレールーを使っていても、作る人によって味が変わることがあります。
この違いは、調理する人による「個性的な味付け」があるからかもしれません。
自分で作ったカレーに何かが足りないと感じたら、こういったアレンジを試してみてはどうでしょうか?
今回は、定番からちょっと変わったものまで、カレーに加える特別な味付けを8種類紹介します。
ぜひ、カレー作りの参考にしてください!
おすすめのカレーの味付け
生姜とニンニク
生姜とニンニクは、カレーに欠かせない基本的な材料です。
もしまだ使っていないなら、この組み合わせを試してみてください。
ニンニクは1片を細かく刻み、生姜も同じ量を刻んで、玉ねぎを炒める時に一緒に加えます。
これだけで、カレーに風味と深みが増します。
チューブタイプのニンニクや生姜を使う場合、それぞれ約1センチが適量です。
ただし、油を使うときははねるので注意してください。
中濃ソース
インドカレーには、マンゴーやリンゴを煮詰めた「チャツネ」というジャムのようなものを加えることがあります。それに近い味の身近な調味料として、中濃ソースが挙げられます。
中濃ソースは、野菜や果物のピューレ、酢、塩、コショウ、その他のスパイスで作られています。
これをカレーに加えると、チャツネのような風味が生まれ、コクと旨みが増します。
中濃ソースを加えるのは、カレールーを溶かした後、小さじ1弱を入れてよく混ぜ合わせると良いです。
ケチャップを使ったカレーのアレンジ
ケチャップは、トマトピューレに砂糖、塩、酢、クローブ、シナモンなどを加えたポピュラーな調味料です。これをカレーに加えると、トマトの深みと、ほどよい酸味やスパイス感が増します。
ケチャップを加えるベストなタイミングは、具材を炒めて水を加えた後、またはカレールーを溶かす時です。
ただし、多く入れすぎると酸味が強くなりすぎるので、小さじ1くらいが適量です。
醤油で味わいを深める
日本料理には欠かせない醤油を、カレーにも少量加えると味に深みが出ます。
出来上がったカレーに直接醤油をかける方法もあり、カレー専用の醤油も販売されています。
しかし、多く加えると塩気が強くなるので、ルーを入れる際に小さじ1程度がちょうどいいです。
よりまろやかな味を好む場合は、醤油の代わりにめんつゆを小さじ1/2ほど加えるのもいいでしょう。
インスタントコーヒーで味に深みを
大人の味わいのカレーを目指すなら、インスタントコーヒーの利用を考えてみましょう。
コーヒーを加えることで、ほのかな苦味と深いコクが生まれ、洋風の味わいになります。
ルーを溶かした後、小さじ1/2から1を水に溶かして加えるのがおすすめです。
ただし、入れすぎるとカレーがコーヒー味が強くなりすぎるので、少しずつ加えながら味を調整しましょう。
チョコレートを加えて豊かな味に
カレーに苦味やコク、香りを加えたい場合はチョコレートがおすすめです。
ミルクチョコレートで優しい味わいに、ビターチョコレートで大人の苦味がある味わいになります。
ルーを入れた後に、1片を刻んで少しずつ加えるといいです。
ただし、多く入れるとチョコレートの味が支配的になるので、コーヒーの場合と同じように量には注意が必要です。
はちみつを使ったカレーの工夫
辛い料理に少し甘みを加えると、予想外にも味のバランスが良くなり、辛さがより引き立ちます。
特にはちみつは、その甘さとコクで、カレーの辛味を際立たせつつ味全体をまろやかにしてくれます。
野菜を煮込む際にはちみつを小さじ1ほど加えるのがオススメです。
ルーを入れた後にはちみつを加えると、カレーがサラサラとした質感になる効果もありますから、そのタイミングで加えてみるのも良いでしょう。
もしはちみつがない場合は、代わりに砂糖を小さじ1ほど加えても、隠し味として同じような効果が期待できます。
プレーンヨーグルトを使ったカレー
インドのカレー、特に「チキンバターカレー」などでは、ヨーグルトがよく使われます。
この酸味があるヨーグルトを加えると、家庭で作るカレーがインド風の味わいになります。
適切な量は大さじ1から2で、ルーを入れた後、カレーが出来上がる直前に加えるのがベストです。
また、カレーを盛り付けた後に上からヨーグルトをかけると、さらに風味豊かになります。
まとめ
以上の方法を試すことで、家庭で作るカレーの味に深みと変化を加えることができます。
ケチャップや醤油、インスタントコーヒー、チョコレートを使うことで、それぞれ異なる風味を楽しむことができますし、はちみつやプレーンヨーグルトを加えることで、カレーの味をまろやかにすることもできます。
これらのアイデアを活用して、あなただけの特別なカレーを作ってみてください。
きっと、いつものカレーがもっとおいしくなるはずです。